夢を見た

夢を見た。薄暗い中歩いていると女に「そのフライパンを貸して欲しい私のでは焼けない」と言われたので、あぁまぁどうぞと手にしていたフライパンを渡した。すると女は焼きもせず、すたすたと歩いていってしまう。呼び止めようと声をかけても、振り向きもせず行ってしまう。困ったなシバこうかな。と近づこうとすると通りすがりの人に「あの人は無敵ですよ。だから無駄です。お気の毒に、焼かれもせず、、、」
と言われ、えもいわれぬ恐怖が急速に私を包み、気づけば追いかけていたはずが追いかけられている。何度か手を出してみるが、女は無敵なので、傷をみるみる修復してしまう。その光景がまたおぞましい。さらなる恐怖が私の足に絡みつきどうもうまく走れない、迫り来る女に「うわぁぁやめろぉぉぁぁ」と叫び威嚇するが全く効果はない、半笑いでスタスタ追いかけてくる。もう駄目かと思った矢先、以前勤めた会社の社長が「これにのれ!」と黄色い箱を指差していた。ポストくらいの大きさで、下にキャタピラがついている。私は助かった。とそれにまたがり走り出す。時速3kmで、「イヤあかんがな!」と小籔千豊の口調で叫び、振り返って社長と女を見たが、二人共半笑い。しまったはめられた!と思った刹那肩を凄い力で掴まれ、「フライパンで焼くって言ってるでしょ?私のじゃぁ焼けないのよぉォォー!!!」

 

と、言われたところで目が覚めました。